楽しいトラウマ再体験

生来不器用、かつ運動音痴で、小さい頃の遊びの時間や体育の時間にはろくな思い出がありません。砂場の泥だんご遊びでは、どうしても手形がだんごに残ってしまうわ手を離したら崩れるわでしたし、運動会では徒競走や障害物競走でもビリばかりとっていました。

それからうん十年、椎葉村でまさかの幼少期のトラウマ再体験となりました。鹿野遊地区運動会は、創立1875年、しかし数年前に廃校になったという鹿野遊小学校で、地区の老若男女が一堂に会して行われ、のぞきに行った私たちも飛び入り参加することになりました。

まさかの運動会参加!

参加したのは瓶倒し競争で、男女2人1組となってボールを手で転がして4メートルほど先の一升瓶を2人で倒さなくてはならないのですが、ペアになった地区の方は一発で倒したのに、私は4回連続失敗・・・。周囲から失笑が漏れ始め、5回目にこっそり一歩前に出てなんとか倒すに至りました。

そして運動会を中座して向かった先は鶴富屋敷でのこんにゃく作り体験。こんにゃくいもを手で細かく潰した後はカシの木の灰汁を入れて混ぜ、そこから片手に取れる大きさの「だんご」に丸めて沸騰したお湯に入れていきます。が、私がやるとどうしても綺麗な丸型にならず、くっきりと手形が。幼少期に戻ったような1日でしたが、当時の悲しみもすっかり楽しく思えるようになりました。

こんにゃく作り体験
こうして見ると美味しそう

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